歯磨き粉とは、虫歯や歯周病・ホワイトニングなど、歯の健康・美容として使われますが、危険成分が含まれている事でも問題視されています。
今回は「歯磨き粉に含まれている危険成分」で、よく話題に上がるものをピックアップしてまとめてみました。
使っている歯磨き粉に危険成分が含まれていないか?一度確認してみてください。
歯磨き粉に含まれている危険な成分一覧
ラウリル硫酸Na(ナトリウム)
最も問題視されている危険な成分がこの「ラウリル硫酸Na(ナトリウム)」。
シャンプーに含まれている合成界面活性剤として有名で、泡立ちと強い洗浄力が特徴の成分になります。
毒性があるので発がん性が気になるところですが、厚生労働省の調査では安全性に問題なしとされています。
歯磨き粉に含まれる量は少量なので、危険性は少ないとされていますが、舌の味蕾細胞を溶かして味覚障害の原因とも言われている成分。
プロピレングリコール
旧厚生労働省が有害性があるとして表示指定成分となっています。原液は猛毒ですが、少量なら毒性は低いとされています。
歯磨き粉の保湿剤として使われていますが、発がん性があるのでプロピレングリコールが含まれていない歯磨き粉を選んだ方が良いでしょう。
サッカリンナトリウム
サッカリンナトリウムとは人工甘味料で、砂糖の500倍の甘さを持つ成分です。
昔は発がん性があるとして使用を禁止していましたが、最近の研究により危険性は少ないとして使用可能となりました。
しかし、使用量の上限が定められているので安全な成分とは言えません。
水酸化アルミニウム
水酸化アルミニウムは研磨剤として使われる成分です。
人体に吸収されると神経に作用し、アルツハイマー病を引き起こす可能性があるとされています。
まとめ
今回紹介した成分は、よく話題にあがるものだけをピックアップして紹介しました。
歯医者によっては、歯磨き粉そのものが危険と言う方もおり、虫歯予防に有効なフッ素でさえ危ないと言います。
しかし、フッ素は大量に摂取しない限り安全性は高いとされており、水道水にフッ素を入れている国もあります。(実際に虫歯予防の効果があり、フッ素入り水道水を取り入れている国も増えている。)
今回紹介した成分も、歯磨き粉に含まれる程度の微量なら危険性は極めて少ないとされていますが、「ラウリル硫酸Na(ナトリウム)」と「プロピレングリコール」に関しては、避けた方がいいかもしれません。
なぜなら、この2つの成分はよく話題にもあがり、危険性が高いという報告が多いからです。
過剰になり過ぎる必要はありませんが、できれば上記成分が含まれていない歯磨き粉をおすすめします。
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